ようやくダダ漏れになっていたデフサイドシールの交換に乗り出した。
実は資格持ちながら、この手の部分を触るのははじめてだったりする。
所詮は紙切れ、ペーパー整備士なんてこんなもんだ。
まぁそれはさておいて。
交換するにあたり、シロスケには一つ懸念があった。
そう、リアナックルのロアボルト固着である。
今のご時勢、作業手順をネットである程度把握できるのはありがたい。
院長から簡単だからというお声も頂いていたので、正直舐めてた。
とりあえず、当たり前だけどウマにはかける。
ところで、まだ4つ持ってないけど4輪ウマかけってどうやんですかね?
とりあえず、ナックルについているパーツをあらかた外す。
・サイドブレーキワイヤー
・ブレーキキャリパー
・車速センサー
・マフラーのエンドピース(ない方が楽だろうと想定)
これが終わったら、今度はナックルのアッパー側のボルトを抜く。
この状態で、デフケースとドライブシャフトのカップの間にバールを突っ込んで抉る。
思いの外、ここまでは結構簡単に進んだ。
しかし、ここで完全に積む。
ロアボルトが抜けないことで、白銀の頭で考える限りではどうやっても最後のもう一押しのところでシャフトが抜けない。
あと3~4cmほど…。
ホールからはスプラインもしっかり見えてて、あともう一息ってところなんだけど。
カムボルト緩めれば抜けたかもしれないけど、それは正直今はNGということで。
2時間ほど格闘して結局抜けず、悩んだ末にコックピットLOFTに電話して予約取った。
う~ん、思ってた以上にたいへんだ…。
もう1人いたらまた違ったかもしれないが、仲間の少ない白銀はこういう時に困りがち。
いつものお助けマンは残念ながら仕事だったorz
嘆いていても仕方ないので、とりあえずシャフトを元に戻さなければならない。
上の画像の通り、ある程度までは戻せるのだが。
Cリングのキーロックが中のデフにあって、そこを越えないとシャフトがデフが逝く。
そうでなくてもオイル撒き散らす。
ボルトが抜けない弊害はここでもあった。
通常、ハブのセンターロックの頭を叩いて入れるのが常套手段なんだがシロスケは現状それができない。
しかしどうにかしてここを済ませないと移動どころか車庫にも戻せない。
1時間ほどさらに格闘して、なんとか入った。
まずメンバーにバールの先端あたりをかける。
バールの中間部分がドライブシャフトブーツのジャバラのとこに入るように当てる。
当てる位置はカップのとこ。
で、バールをデフ側に引っ張りながら、さらにハンマーでバールを叩く。
最悪、ブーツが切れる可能性もあるがそうも言っていられない。
デフが砕けるほうが移動に問題が出る。
シャフトのほうが本来交換楽だし…。
ドライブシャフトをはめる方法で頭を抱えている間、手持ち無沙汰だったのでせっかくだから少しマフラー磨いてた。
取付から3年、劣化の少ない音を奏でてくれるステンループのマフラー。
錆もほとんどない、やはり素晴らしい。
何度も乗ってるけど、踏んでいった時のあの高揚感はいつでも色褪せない。
う~ん、院長のおかげもあってさらに愛着沸いたし、コイツとの時間はやはり大事にしたい。
そういえば、諸般の事情でまた6部山ほどでタイヤを売りに出すことにした。
またハイグリップ勢に戻ることにしたので。
4年落ちだけど、ドリケツとかスライド練習くらいには使えると思うので。
2本しか写ってないけど、4本ともこんな感じ。
セットで5000円くらいで出そうかな~なんて。
アルミから引っぺがすから、ちょっと引っ張り風な感じになってるかもしれない…。