さぁ、シロスケが帰ってきた。
エアコンの効きもね。
これでまたドライブが快適かつ楽しくなる。
二人で乗ると湿気の多い日や雨の日にはガラスが曇ってまともに運転できなかった。
でも今回は天候が悪かろうが問題なく運行できたので、もう問題ないだろう。
工場の話では故障箇所のクリアランスがほとんどなくて、あれ外してこれ外してなんてやってたら工賃が……なんて話もあった。
でもまぁなんやかんやで割引して渡してたぶんに収めてくれたし本当に助かった。
本来取り扱ってないメーカーの車だしね。
そもそも修理に出してこれくらいと言われても、おおよそでしかないからプラス・マイナスがあるのは覚悟してなきゃいけない、たとえ見積もりが出てたとしてもね。
とりあえず、今回の故障はコンデンサと配管とを繋ぐ部分のOリングが原因だった。
交換後、3日間のテストの後に納車となったのでほぼ確定だろう。
幸いにも配管にクラック等はなかったようなので一安心だが、いずれは換えたほうがいいだろうなぁ。
換えなきゃいけない消耗品はまだまだ腐るほどある。
ブッシュやボールジョイント類はほぼ交換だろうな。
もう少しで20年になる車だ。
長く付き合っていきたいし、手入れは大事だね。
さて、引き取り当日には仲間が集まってくれた。
こうして車を囲んで、のんびりと”心置きなく”談義ができることは本当に幸せだ。
仲間同士、気を使うことなくのびのびとできる。
休みの日、他人に気を使いたくないしね。
数年ぶりの再開の仲間もいて、いろんな話をした。
ちょっと触れておきたいのが車との付き合い方かな。
久々の再開の彼は弄るのに疲れてゴルフをノーマルで乗ると語ってくれた。
でも弄らないのかとか言われるのが面倒だともね。
ノーマルで乗るのもアリだし、白銀みたく弄って乗るのもまたアリだ。
どっちも正解だし、どっちも不正解とも言える。
チューニングはノーマルの悪い要素を改善して乗る事で、弄る事じゃないからね。
まだまだノーマルのままで改善できる要素はあるし、それをやるかどうかもまたそれぞれの正解だし。
ただ、ノーマルという完成系を超える仕様での完成を目指すのは生半可じゃない。
そのまま乗る彼は正解なんだから、胸張って乗ってりゃいい。
その辺走ってるテキトーな改造車より安全で快適できちんと走れるんだから。
好きなように乗れるんだから、自分の愛車に胸張って乗ってりゃいいのよ。
自分の車に負い目がなけりゃいいんだからさ。
あるならあるなりの行動すりゃいいだけだし。
大事にするってのは車を裏切らない事だ。
そうすりゃ愛車もがんばって走ってくれる。
テキトーなことしなけりゃいい、それだけ。
まぁ上みたいな話もして、他にもいろんな話してその日は解散した。
読んでくれてる自分の車が好きな人にも、愛車に胸張って乗ってもらいたいね。