初浜松
人生初の列島縦断。
片道走行距離540km。
休憩有で9時間の道程を走り。
目指したのは静岡、浜松。
そう、あの人に会う為に……。
ということでクッタクタになりながらもなんとかうえしまクリニックへ。
目的はもちろん、シロスケの調律だ。
もうね、凄い。
いきなりだけど調整してもらったシロスケが別物過ぎる。
・真っ直ぐ走る
・段差が全く気にならない
・グイグイ曲がる
・攻め込むとタイヤが鳴るようになった
・あまりの走りに笑いが止まらない
当たり前のことじゃね?なんて思う。
でも、その当たり前ってなかなか難しい。
どこでもアライメントやってます!っていうけど、そんな単純じゃない。
人の手って凄いよな、数値だけじゃ片付けられないものばかりだった。
ショップに行くとテスターにかけて数値を追って、走らせてまた数値を追って。
結局数値ありき。
でもあの人は全然違って、まさしく感触でだった。
職人の手に勝るモノはない。
長年の経験と技術からくる単純だけど簡単に手に入らないもの。
目の前で簡単そうにやってたけど、見よう見まねでできるような芸当じゃない。
なにとは言わないけど、新潟のロードスター乗りとして恥ずかしかった……。
現状、今新潟に帰ってきて改めて改善すべき点がいくつか見えてきた。
よりフィーリングを改善するにあたって、劣化しているボールジョイントの交換が優先かな。
その前にあのリアの異音。
用意した部品は必要なくなりそうだ……。
代わりの部品と、1G締めとより正確なアライメントの為に必要なカムボルトやボルト・ナット類の新調くらいか。
目からうろこの話も聴けたし、考え方や今後の動き方に関しても少し話をしてきた。
もちろん、全部を実行するか、できるか。
今までのやり方からどれだけ変えていくかは別の話だけど。
でも、路線というか道の歩き方は少し変えてみようと思う。
高速の往復料金23000円、ガソリン代12000円と今回の整備費。
普通の人なら、その移動費だけでアライメントが取れると呆れると思う。
でも、それを笑えなくなるモノが確かにあった。
”マイナスをゼロに”か……。
どっちかってと、これ麻薬です院長。
院長のトコに通ってた人の多くが語っていた”ヤバい代物”。
その意味、ばっちり分かっちゃった……。
これは、確かに九州からでも通うわ。