前回に続いて大事なパーツのもう一つといこうか。
もう画像でわかる話なんだけど”タイヤ”だね。
ホイールの色は気にしないで欲しい、若気の至りってヤツだ。
簡単な話で、タイヤって車で唯一地面に接してる部品なんだよね。
しかもゴム製品。
痛んでくれば当然性能の低下が顕著に現れる。
ブレーキ同様、白銀は一度タイヤで痛い思いをしているんでね。
ここはケチったらいけない。
タイヤって加速・減速・旋回の車の3つの動きを全部担ってる凄い働き者なんだ。
痛んでくれば、当然その全てに影響する。
加速は鈍くなる、減速だと制動距離は伸びる、旋回時にはスリップの危険性も上がる。
原因としては、やっぱりゴムなんだよね。
劣化して硬くなると設置時の路面への食いつきが悪くなる、摩擦力が減るんだな。
加えて彫ってある溝が薄くなってくると、雨天時の排水性が落ちて路面を捉えられなくなって滑る、”ハイドロプレーニング”ってやつだ。
ひび割れてくれば最悪破裂、”バースト”の危険性も上がる。
ちょっとした衝撃でひびから裂けたりしやすくなるんだ。
片減りするならアライメントが狂ってるし、ショルダーかセンターが磨耗するなら空気圧が多いか少ないか。
とにかく急加速、急発進が多いと段付き磨耗するしね。
タイヤって見ると凄い使い方が分かる部分もあるんだ。
サーキットの経験がある人なら、タイヤにダマになったカスが付いているのを見た事がある筈だ。
タイヤの使い方がアンダー寄りなら、正面から見て縦方向に残りやすいっていう具合にね。
タイヤから得られる情報って凄く多い。
日常的にタイヤを見る習慣、最低限交換しないといけないという境界線の知識。
もっと浸透すべき事柄ってたくさんある。
こういうのをニュースで取り上げるのも大事だと思うけどね。
タイヤメーカーの宣伝はとても大事だと思うけど、こういう部分をもっと公表していかないと物の循環てないと思う。
ブリ○ストンのちゃん○買いのCMなんて素晴らしいとは思う反面、ユーザーが換え時と判断する為の材料はなにも提示してないんだ。
大事な愛車だけじゃなく、周りの歩行者やドライバーにも多大な迷惑をかける。
車検はあくまでも長期的に見た点検の国の確認してしかない。
日常的な点検はドライバーの義務であり責任だ。
安全に走る為に、タイヤとブレーキはきちんとしておこう。
白銀はタイヤが原因で一度事故を起こして以来、二度と適当なタイヤは選ばないと誓ったよ。