今の相棒に会ってから次の11月でもう丸6年か。
早いもんだ。
買った時はどノーマルで、屋根も幌。
ここから格好良くしていくんだ!って息巻いてた。
初めてキー挿してエンジンかけて。
店出た瞬間自分の車なんだ!って凄い感動したな~。
12万km以上走ってたけどエンジン快調だったし。
ブレーキの効きが甘かったりとかはあったけど、この車に凄い感動した。
そこから色んな人と会った。
最初に声をかけていったのが”新潟 ロードスター友の会”。
今この集まりで知り合った人で連絡取ってるのが1人だけ。
当時は月1で道の駅にロードスターが集結する画に凄く感動した。
遊びに何度か行ってそのたびに色んな話が聴けて。
でもなんか、行く度に物足りなさを感じるようになって。
最終的に主催者のあるトラブルで結構人が離れていって、白銀もそれに合わせて離れた。
次に手を出したのが”新潟 ロードスターオーナーズクラブ”(だったっけ?
新潟で一番古いクラブで、故に濃い話が聴けると思った。
実際、今思えばそうでもなかったのが残念だったけど…。
その流れでいっそ自分で集めてしまえという結論に至り、
立ち上げたのが”CLUB-R'S ナイトオフ”。
当時あったロードスターオーナーをかき集め、そこから人づてで集められないかと思った。
どこか濃い話を求めて、行き着いた形だった。
ロードスターに限定してはいたけど、実際ワークスだったりなぜかフェラーリだったりR35だったりS2Kだったりが来たりする良く分からん集まりだった。
でも、どれも思った形じゃなかった。
言い方は悪いけど、若い連中が一見濃そうに見えるウンチクだけのおっさんに群がってるつまらん集まりに過ぎなかった。
やれあの雑誌が~とか、やれあのチューニングが~とか。
ほんの一部の本当に濃かった人達は集まりよりも走ってつるんでる人ばっかで。
そういう人達は凄い小さい集まりだけでこういうのに参加してなかった。
自分で始めたナイトオフでさえ、やることなすことにあ~だこ~だが出るようになり正直なんでロードスター乗ってるのか分からなくなってた。
以前乗ってたワークスの方がよっぽど集まりは良かった。
みんなDIYとかであれやこれやを試したり、それぞれの車の試乗会やったり、どんぐりの背比べでも山で張り合ったり。
あの頃は本当に盛り上がってたし、熱も入ってた。
下手糞なりに週5で走りにも通ってた。
思い返した時に、”これじゃあ自分がこのまま腐る”と感じ。
全てを投げ捨て、ナイトオフの主催も副長に丸投げして実質退会。
ロードスターのままワークス仲間の集まりに参加するようになったが、連中は車が変わっても受け入れてくれて今でも付き合ってる。
肝心のロードスターで知り合った友人達はほぼ残ってない。
仲間として見ている2,3人程度かな。
そんなこんなあった時期にうえしま院長と知り合って。
今の脚を教えてもらい、いつか必ず行くと誓った浜松にも先月行った。
初めてうえしまクリニックのオフ会に参加した時は正直目を疑ったんだよね。
みんな凄いイキイキしてるんだから。
なんか辛気臭い感じの新潟のオフ会と全然違って。
年齢に関係なく、みんなさぁ誰から走る!?みたいな空気でさ。
色褪せてないんだ、この人達は。
走るってことが一番大事なんだ。
ダラダラしてるようにも見えて、でもちゃんとハるところはハってる。
空気が全然違う。
だから凄い感動した。
今年に入って、大きな転換期だと思う。
確かにもうじき車検切らせるけど。
でも、まだこの子はやれるんだ!って。
アクセルを踏みに行ける日は毎回朝から気分がいいし、顔を見れるのがたまらなく嬉しい。
あの納車した時のような高揚感がまた戻ってきたんだ。
まだ腐っちゃいない、気持ちも折れてない。
近々、リアウィンドウに貼ってある未練がましいあの”CLUB-R'S”のステッカーも張り替える。
新潟に置いてきたのと完全に決別して、自分らしく走る。
気持ち振れたままじゃね、気にするほどのもんでもないけど。
腐っちゃいけない。
振れちゃいけない。
気持ちは常に自分の相棒に対して真っ直ぐでなければならない。
あの本当に何も知らずに乗り出したロードスター小僧のあの気持ちで。
周りの仲間も環境も変わってきて。
気持ちも少し変わったけど。
変わってないモノもあるし、でも変えなきゃいけないモノもある。
変なところで止まってたけど、また走りだすべ。
そんなふと思った1日だった。
さぁ、また走るぞ!
まず16日のテストラン。
22日が本番だ~!